一時期は、時代は5GHzだとばかりに飛ばしまくっていましたが、
いろいろと法律に関する制約の問題などはついてまわります。
なんだかんだで結局は市中のホールなど5GHzも2.4と大差なく混雑してきましたし
あれが飛んできたらこっちは落とさないといけないだとか5GHzならではのデメも。
そもそも屋外で使えない帯域があったり、現場ごとに考えて設定やり直すのも面倒は話で、
なんだかんだで考えが一周してきて回折を考えると2.4GHzの方が有利でグッズが枯れてて安く手に入って楽という結論になってきました。帯域幅も無駄に使わず、20MHz幅で飛ばしてしまった方が良いぞと。リモコン用途に速度いらないし。
問題は2.4GHzのワイヤレスマイクとかブルートゥースだとかUSB3.0の電磁波漏れだとかですがそこはちょっと置いといて。
いろいろアクセスポイントの送出電波だけ必死に法律超え上等とばかりに強くしても、電波をやり取りする端末の電波が強くならない限り、結局通信距離は伸びません。だから実際のところ10mW/MHz x 20MHz = 200mW という法律遵守な電波で十分です。
結局はiPadが送出できる電波の限度が先にネックになってしまいます。iPadからAPが見えてはいても、APまで電波を届かせられなかったら通信はできません。AP側の利得ゲインだって、狙いうちでゲイン大きくはとることはできないわけで。強いAPはiPadからいつでもバリ4で見えてますが、そことちゃんと通信ができるかという話は、iPad側から飛ばす電波がAPにきちんと受け取ってもらえるかというところが双方向通信では大事なとこで、電波ってのは物理的には一方通行なのことを案外見落としがちかもです。
複数台のAPでリピーター動作させて電波の届いているエリアを広くとること。その中に端末がくることだと思います。具体的には、200mWなAPを2〜3台以上用意してハウスとステージの下上に置いてやり、その通信範囲内にiPadが乗っかるという考え方が優良と思います。
さらにステージと卓間は有線であるに越したことはないです。DANTEやコブラネットだとリモコンくらいは乗りますが、madiオプチカルはどうしましょう。とりあえず別でカテ5eのLANケーブル1本追加で束ねた方が楽ですね。インカムとしてのビデオチャットとかを乗せたりするとQoSがあってもさすがにDANTEの線に乗せるのは不安になりますし。AP拠点同士は有線の方が安心。
-TK
被らないのは無理だから、見分けやすく飛ばすという技術にかかっている気がする。